
仮想通貨取引するにあたって
取引所と販売所ってあるけど何が違うの??



仮想通貨の購入方法の違いで分けられているんだ
詳しく解説していくよ
仮想通貨の購入を考えている人にとって、
・販売所と取引所の違いがわからない
・どちらを選択するのがメリットがあって、損をしないのかを見極めたい
そう思っている方が多いと思います。
どちらを使っても仮想通貨は購入できますが、それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。
- 仮想通貨の取引所と販売所の違い
- それぞれのメリット・デメリット
- 販売所向きな人、取引所向きな人
- それぞれで取り扱われているコインの種類
この記事を読めば4つの点について理解が深まり、不安なく仮想通貨取引にのぞむことができます。
仮想通貨取引所の選び方について知りたい方はこちらの記事
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仮想通貨の取引所と販売所の違い


取引所と販売所の違いについて説明していきます。
仮想通貨の取引所とは
仮想通貨取引所とは、仮想通貨を買いたいユーザーと売りたいユーザー間で取引を行う場所です。



でも、どうやって相手を探すの?そんな人周りにいないよ。
そうです。個人同士で取引を行うのは困難ですし、相手を探すのも一苦労。
そこで、仮想通貨取引所が仲介役となって個人同士の仮想通貨の売買を手助けします。
中古品を売買したい時の「メルカリ」みたいなイメージです。仲介の手数料がかかります。


取引所では、株式投資と同様に「板取引」の画面を見ることができます。
自分が購入したい(売りたい)価格で札入れし、条件が整えば取引成立となります。
取引が成立した際に、取引手数料が別途かかります。
需要と供給がマッチした際に成立となるため、価格の折り合いがつかなければ売買できない場合もあります。
仮想通貨の販売所とは
仮想通貨販売所は、売買したいユーザーと取引所が直接取引する場です。


販売所では、販売所が設定する売買価格で購入するだけです。
上図で時間帯ごとに価格が変わっていますが、注文を出した時間の価格で買値・売値が決まります。
この価格は販売所が独自で決めています(スプレッド)ので、取引する販売所によって価格が異なります。
取引所と販売所の違い
- 取引する相手が異なる(取引所:売買したい人 販売所:暗号資産交換業者)
- 手数料の形態が異なる(取引所:約定数量による 販売所:価格に上乗せされている)
- 売買できる価格の決め方が異なる(取引所:指値ができる 販売所:成行注文)
仮想通貨取引所のメリット・デメリット
では、取引所で売買を行う際のメリット・デメリットはどんなとこにあるのでしょう。
メリット① 指値注文・成行注文ができる


各取引所の板画面を見ながら、自分の買いたい(売りたい)価格で注文を入れることが可能です。
取引状況に応じて注文の変更も容易、取り急ぎ約定させたければ成行注文に変更もできます。
メリット② 販売所に比べて手数料が安い
投資の世界で気にすべき点はなんと言っても「手数料」
取引が約定するたびに手数料がかかるため、手数料負けしないことが重要です。
仮想通貨取引所の手数料は販売所での手数料に比べて格段に安いです。無料の取引所もあります。
各取引所の手数料を詳しく調べ、ご自身の投資スタイルに合った取引所を選択しましょう。
各取引所の手数料について詳しく知りたい方はこちらの記事
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メリット③ レバレッジ取引ができる
投資初心者の方にはおすすめはしませんが、大きく資産を増やしたい方は取引所で取引を行うことで
レバレッジ取引(最大2倍)が可能です。
bitFlyer などレバレッジ取引ができる取引所は限られていますのでご確認ください。デメリット① 取引量が少ないと約定しにくい
取引所での売買は、取引所が仲介者となる個人間売買であると説明しました。
ビットコインやイーサリアムなど時価総額が大きく、流動性の高いコインは取引も活発ですが、
これから成長を期待するマイナーコインなどは、取引量も少ない場合もあるため、約定しにくい場面もあります。
ご自身が買いたい、売りたい金額での約定ができない場合もありますのでご注意ください。
デメリット② 取扱銘柄数が限られる
世の中には多数の仮想通貨がありますが、全ての銘柄が取引できるわけではありません。
取引所で売買できる銘柄数は少数に限られています。
投資したいコインが必ず取引所で売買できるわけではありませんので、各取引所の銘柄を確認してください。
仮想通貨販売所のメリット・デメリット
メリット① 簡単に購入ができる


販売所での購入は板取引とは異なり、購入金額(売却金額)が決まっています。
上の画面では、0.01BTCを購入する費用が31,385円であり、購入ボタンをクリックすることで約定できます。
売買したい時に日本円の入金や仮想通貨の準備ができていれば、簡単に売買が可能です。
メリット② 大きな金額でも取引ができる
販売所での売買は、仮想通貨を売買したい個人と暗号資産交換業者との取引になります。
ですので、売買したい時に必要な数量を注文すれば約定できます。
買いたい時に、同じ額の売りたい人がいなくても、交換業者が取引してくれるため
大きな金額の取引でも取引所で売買するよりも簡単に約定できます。
デメリット① 手数料が高い




上の表のように、販売所と取引所では仮想通貨に対する値付けが異なります。
【例 ビットコインを購入する場合】
販売所購入単価:1BTC=3,136,566円 取引所購入単価:1BTC=3,044,903円 差額:91,663円
販売所と取引所での購入単価は、取引所の方が約9万円ほど安くなります。
また、販売所は購入と売却の価格が決められており、
例えば3,136,566円で1BTC購入した時、すでに売れる金額は2,952,814円となっており、183,752円も異なります。
購入して即売却する場合には約18万損します。これが販売所の手数料:スプレッドです。
販売所での購入は簡単な反面、大きな手数料を取られることになります。
デメリット② 現物取引に限られる
販売所での取引の場合、レバレッジ取引ができません。
なので、ご自身の資金の範囲内でしか投資ができません。
少ない投資資金の場合、値上がりしても大きなゲインを得ることが難しいこともあります。
無難に積立投資や少額資金での長期投資を考えている方に関してはそれほどデメリットにはなりません。
こちらの記事へ 仮想通貨のレバレッジ取引に興味がある方は


取引所がおすすめな人
取引所での投資が向いている方は以下のような方です。
- 短期でトレードを行いたい人
- 希望価格での取引を行いたい人
- レバレッジ取引など少額資金で大きく儲けたい人
株式投資などで板取引やレバレッジ・信用取引の経験がある方はすぐに理解し取引できると思います。
販売所がおすすめな人
販売所での投資が向いている方は以下のような方です。
- 仮想通貨取引をこれから始める初心者の人
- すぐに購入、売却の取引をしたい人
- 難しいことを考えずに簡単に取引をしたい人
投資初心者の方は特に板取引などは難しそうに感じ、いつまでもスタートを切れないかもしれません。
また損切りしたい際にいつまでも約定できずに、損失額がどんどん膨れ上がる事態も考えられます。
慣れないうちは販売所で決まった価格での売買を行うことも考える必要があると思います。
取引所・販売所どちらもある仮想通貨業者
取引所・販売所どちらの取引でもできるように、どちらの機能も持っている仮想通貨業者を紹介します。
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- bitbank(ビットバンク)
- Coincheck(コインチェック)
これらの取引所は、口座開設も簡単、実績も十分、取引所・販売所どちらの取引でも可能です。
口座開設は無料ですので、口座だけは作っておくという対応でもいいと思います。
まずはまずは始めてみる事ですね。
\6年連続 ビットコイン取引量No.1※/
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
まとめ
仮想通貨の取引を行う場所は、取引所・販売所の2つがあります。
それぞれに特徴があり
- 指値注文、成行注文が可能。売買したい価格での取引ができる
- 手数料が販売所に比べて安い
- 少ない資金でもレバレッジ取引を活用して増やすことができる
- 簡単に取引ができる(初心者向き)
- 交換業者との直接取引のため、大きな金額でも売買が可能。
- 手数料は決められており、取引所での売買よりかなり高め
それぞれに特徴があり、メリット・デメリットもあります。
ご自身の投資資金、リスク許容度、目標金額などに応じて取引所を選択していきましょう。
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