
ポートフォリオってよく聞くけど、どういう意味?
仮想通貨の取引にも必要?

ポートフォリオは複数の資産を組み合わせることだよ。
当然、仮想通貨の取引でも考えた方がいいね。
ポートフォリオ管理は、投資家が所有する資産のバランスを保ち、リスクを最小限に抑えるための手法です。
投資家は異なる資産を組み合わせることで、1つの資産の価格変動に左右されるリスクを分散できます。
また、ポートフォリオ管理はご自身のトレードのパフォーマンスを資産別に評価できるので、今後の投資戦略の改善に役立ちます。投資家の収益を最大化し、継続的な成果を生み出すために不可欠なツールです。

でも・・・全部リアルタイムにメモしたりするの無理だよね??

そこで役立つのがポートフォリオ管理アプリだ。簡単に管理できるよ!
仮想通貨ポートフォリオ管理アプリを使えば、ご自身の投資状況が一発で分かります。
- コイン相場
- CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)
- クリプトフォリオ
上記のポートフォリオ管理アプリについて詳しく紹介していきます。
また、その先の損益計算までできるアプリについても解説していきます。
- 仮想通貨投資におけるポートフォリオ管理の重要性
- 仮想通貨ポートフォリオを作る際のポイント
- 仮想通貨ポートフォリオ管理アプリのおすすめ3選
- その先の損益計算までできるアプリ
「なぜポートフォリオ管理が必要なのか」「ポートフォリオ管理を行えば、どういったメリットがあるのか」をしっかり理解して、より安全な投資を行なっていきましょう。
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仮想通貨投資のポートフォリオとは?


仮想通貨を買いたいって聞いたけど、いくらぐらい使えるの?

う〜ん、まだよく決めてない・・・
あなたももしかしたらこんな状態ですか??
「投資額をいくらにしようか決めていない」「どれぐらいリスクを取れるのかわからない」
これでは、適正なリスクでの投資はできません。
しっかりと自身の状況を見つめて、ポートフォリオを組んでいくことが重要です。
以下、解説していきます。
仮想通貨ポートフォリオの考え方
ポートフォリオを組んで投資を行うことは、分散化ができ、リスクを低減できます。
- 株式50%
- 債券30%
- ゴールド10%
- 仮想通貨10%
このように投資対象を分けることによって、たとえ株で損失が出ても
債券やゴールドで補うことで、投資全体での損益コントロールが可能になります。
仮想通貨に投資を決めた際には、仮想通貨ポートフォリオも形成する必要があります。
仮想通貨と言ってもたくさんの投資対象があるため、それぞれのコインによってボラティリティや成長度合いが
異なります。
どの程度のリスクをとって、どの程度のリターンを狙うかによりポートフォリオを決めていきましょう。
投資ポートフォリオに仮想通貨を入れるメリット
仮想通貨を投資ポートフォリオに入れることによるメリットは以下のようなことが挙げられます。
- 成長性があり、値上がりが期待できる
- デジタルゴールドとしてインフレヘッジできる
- 24時間取引可能で、便利に取引できる
成長性があり、値上がりが期待できる
仮想通貨は、ブロックチェーン技術をもとに近年大きく発展しており、今後も成長が期待できます。
若い世代を中心に利用者が増えてきており、値動きにも反映されています。

上図はビットコインができてから今までの長期チャートです。
2014年ごろ無価値であった時から、今は1BTC=365万円程度と10年で破格の成長を続けています。
NFTやDeFiなどで新たな通貨の発行も増えてきており、今後ますますの成長が期待できますね。
デジタルゴールドとしてインフレヘッジできる
ゴールドは供給量が限られており、希少性が高いため信頼性が高い安全資産と言われています。
ビットコインは発行上限が2,100万BTCと決められており、ゴールドと同様に希少性が高まるため、
【デジタルゴールド】と呼ばれ、ポートフォリオに入れることによりリスク分散や安定性を保つことができます。
米ドルや日本円などの法定通貨は発行量の上限がないため、金融緩和によってインフレリスクが高まったり価値が変動します。
発行上限が定められている仮想通貨をインフレヘッジ策としてポートフォリオに入れると良いでしょう。
24時間取引可能で、便利に取引できる
仮想通貨取引所では、24時間365日取引が可能です。
自身のポートフォリオの中では、株や債券はすぐに売買ができない可能性がありますが、
仮想通貨はポートフォリオ全体を見ながら、迅速に売買することで全体調整にも役立ちます。
投資ポートフォリオに仮想通貨を入れるデメリット
仮想通貨投資のデメリットもいくつか存在します。
- 値動きが激しく損失の可能性がある
- 価値がなくなる可能性がある
値動きが激しく損失の可能性がある
先ほどのビットコインの値動きを短期で見た場合のチャートがこちらです。

2018年初に1BTC=200万円だったものが、12月ごろには44万円と5分の1程度に値下がりしています。
その後、ビットコインは現在360万程度に戻ってきていますが、短期で切り取ると大きく損失を出してしまう時期もあります。
自身のポートフォリオを長期目線で見て、通貨の種類や投資額を決めた方が良いと思います。
価値がなくなる可能性がある

上図はTITAN(チタン)の長期チャートです。
TITANは「ステーブルコイン」と呼ばれる仮想通貨の一種で、ドルやユーロのような法定通貨の価値にひもづけられた仮想通貨です。
リアル通貨との交換比率を一定水準に保つことで、通貨としての安定性を担保しています。
ところが、価格があまり変動しないはずのTITANが急騰したため、反発もあり急落してほぼ無価値に。
ステーブルコインと呼ばれる安定性を求めたコインでも無価値になってしまう可能性があります。
このほかにもミームコインと呼ばれるボラティリティの激しいコインもありますので注意しましょう。
仮想通貨ポートフォリオの作り方

仮想通貨ポートフォリオの作り方のポイントを解説します。
- 投資に回せる余剰資金を把握する
- 仮想通貨投資に回せる額を決める
- どの仮想通貨をどの程度購入するか決める
投資に回せる余剰資金を把握する

まずは、ご自身の投資に回せる全体資金を把握しましょう。
月々の余剰資金でも構いませんし、預金の中から投資に回せるお金を算出しても構いません。
生活防衛資金は絶対に確保しておいてください。
一気に資産を増やそうとして、預金など全額投資に回すことはやめましょう。
仮想通貨投資に回せる額を決める
全体の投資資金を決めたら、次はその中から仮想通貨投資に回せる資金を決めます。
全体の投資資金の5〜10%程度が目安とよく言われます。
- 株式投資50% ・・・ インデックス投資で安定させる
- 債券投資30% ・・・ リターンは少ないが元本を安定させる
- ゴールド10% ・・・ 安定資産として保有しておく
- 仮想通貨10% ・・・ 最悪無くなっても痛くない程度の割合にする
インデックス投資や債券投資で安定的な資産増加を見込み、仮想通貨は最悪無価値になっても、
全体の投資で見るとプラスに触れる程度にしておくのが良いでしょう。
一発で儲けようとして損失を出すと、取り返しに行って再度損失を被る負のサイクルに陥ります。
やめておきましょう。
どの仮想通貨をどの程度購入するか決める

全体の投資資金の中から仮想通貨に回せる資金を決定したら、【仮想通貨のポートフォリオ】を決めます。
全体ポートフォリオを決める際と同様の視点で決めていきましょう。
- 安定と成長のバランスが取れるコイン
- 法定通貨連動で元本が安定しているコイン
- 発行まもなく、今後の大きな成長が期待できるコイン
仮想通貨投資においても、利益と損失のバランスが取れるような構成を考えると
ポートフォリオが安定します。
仮想通貨を選択する際のポイント

自身のリスク許容度にあわせ、価格変動を狙い【攻めのポートフォリオ】を組むか、比較的安定的なコインで構成する【守りのポートフォリオ】にするか、考えていく必要があります。
- 時価総額が大きい・・・安定と成長のバランス
- エアドロップされたコイン・・・今後の成長に期待
- IEOされたコイン・・・上場され成長と安定を期待
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時価総額が大きいコイン
時価総額が大きいコインは取引量も多く、比較的取引が安定します。
時価総額TOP3銘柄は以下です。
- ビットコイン【BTC】・・・約72兆円
- イーサリアム【ETH】・・・約30兆円
- テザー【USDT】 ・・・約11兆円
※2023年5月16日現在
トヨタ自動車の時価総額が約31兆円なので、仮想通貨TOP3の時価総額の大きさが分かりますね。
3位のテザーや5位のUSDCは、【ステーブルコイン】と呼ばれ、価値の安定性を保つために1 USDCは1米ドルと等価の価値を持つように運用されているコインです。
こういったステーブルコインをポートフォリオに組み入れるのも安定性が増す手法の一つです。
エアドロップされたコイン
エアドロップとは、プロジェクトや仮想通貨の発行者が、無料で一定量のトークンや仮想通貨を配布することです。
参加者が特定の条件を満たすことでトークンや仮想通貨を受け取ることができます。
エアドロップについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください。

- 仮想通貨やNFTを無料でもらえる
- 手に入れた仮想通貨の値上がりが期待できる
- 取引所で売却することで利益が得られる
もらった時点は価値は低いかもしれませんが、
無料で手に入るのは非常に魅力的ですね。
IEOされたコイン
IEO(Initial Exchange Offering)とは、仮想通貨取引所が特定のプロジェクトと提携し、
そのプロジェクトのトークンセールを行うために参加します。
IEOは通常、取引所のプラットフォーム上で行われます。
プロジェクトのトークンは、取引所のユーザーに対して販売されます。
- 取引所を介しておりプロジェクトに安心感がある
- 値上がりが期待できる
- 参加が簡単である
株式投資でいう【IPO】と似ており、上場直後の値上がりなどが期待できます。
- フィナンシェブラウス(FNCT)
- パレットウォレット(PLT)
フィナンシェ(FNCT)
フィナンシェ(FNCT)は、2023年2月21日に応募され、3月7日に申込終了となっています。
IEO後のチャートは以下です。
パレットウォレット(PLT)
パレットウォレット(PLT)は、2021年7月1日に応募され、7月15日に申込終了となっています。
「パレット(Palette)」はマンガ・アニメ・スポーツ・音楽といったエンターテイメントコンテンツのNFT(ノンファンジブルトークン)形式での流通に最適化されたブロックチェーンネットワークです。
IEO後のチャートは以下です。
どちらのコインもコインチェックのIEO事例です。IEOに参加するにはまずは【口座開設】が必要です。
\はじめての暗号資産はコインチェック/
仮想通貨ポートフォリオのアプリおすすめ3選
仮想通貨のポートフォリオを作ったり、管理したりするためのおすすめアプリは以下の3つです。
コイン相場

コイン相場は、累計70万DL超えの超人気アプリです。アプリ評価も4.4と高評価!
チャート・ニュース・ポートフォリオなど主要機能をオールイン、仮想通貨アプリはこれ1つで十分なほど充実!
- ポートフォリオ自動連携
- チャート、マーケット情報確認
- ウォレット機能あり
- 取引所と自動連携で売買可能
- ビットコインがもらえるポイントサイト機能
ポートフォリオ自動連携
APIを使って自動で現在価格を反映。
ビットフライヤー(bitflyer)、コインチェック(coincheck)、ザイフ(zaif)、ビットバンク(bitbank)、ビットメックス(BitMEX)、バイナンス(binance)、フォビ(Huobi)など30以上の仮想通貨・暗号資産取引所に対応。
自動で現在の仮想通貨・暗号資産の資産額が把握出来ます。
チャート、マーケット情報確認
主要コインや取引所別の時価総額ランキングを一目で確認出来ます。
コインデスク(CoinDesk)、コインテレブラフ(CoinTelegraph)、コインポスト(CoinPost)、クリプトタイムス(CryptoTimes)、あたらしい経済、仮想通貨Watchをはじめ国内主要な仮想通貨・暗号資産メディアをカバー。
好きなニュースをどこよりも早く入手できます。
ウォレット機能あり
BTC/ETH/BCH/XRP/EOS/NEM/DASH/LTC/ZECなどの10種類以上の主要通貨とERC20トークン/EOSトークンに対応。
コイン相場ウォレット間の送金手数料は無料で、数秒で完了する高速送金です。
取引所と自動連携で売買可能
アプリ内から全ての取引所が同じUIで操作出来ます。
すぐに売りたい時など即座にアプリから対応可能。すばやい取引でポートフォリオを守ります。
ビットコインがもらえるポイントサイト機能
コインポインというビットコインが貰えるポイントサイト機能がついています。
買い物やアプリの導入などでポイントがもらえたり、無料でもらえるものもあるので、
投資のリスクを背負わずに仮想通貨を貯めていくことが可能です。

さまざまな取引所と自動連携しながら、ポートフォリオを組んだり売買したり便利なアプリになっています。
\コイン相場と連携できる仮取引所/
CoinMarketCap

コインマーケットキャップは、ブラウザ版・アプリ版の両方を兼ね備えたツールです。
こちらも本ツールひとつで仮想通貨取引ができちゃうほど、多彩なツールになっています。
- ポートフォリオ作成
- チャート、マーケット情報確認
- ICO、エアドロップなどの情報確認
- ウォッチリストの作成
ポートフォリオ作成

ウォレットと自動連携するか、個別に手動入力するかでポートフォリオを管理することができます。
自身が保有するコインの状況が一目瞭然!変更、見直しも楽ちんです。
チャート、マーケット情報確認
チャートはもちろん、時価総額、取扱高、取引価格など全てチェックできます。
各コインのチャートをクリックすると、コインに関連するニュースも表示され一石二鳥です。
また、NFTの取扱高や販売予定などもチェックできます。
ICO、エアドロップなどの情報確認

無料エアドロップやICOカレンダーで、新たなコインの情報も入手でき、ポートフォリオの拡充に役立ちます。
コインマーケットキャップからエアドロップに参加することもできます。
怪しいプロジェクトがある可能性もあるので注意してください。
ウォッチリストの作成

気になるコインをクリックするだけ!簡単にウォッチリストが作成できます。
注目のコインなどがランキング形式で紹介されているので、成長期待コインなどを要チェック!
ビットフォリオ

ビットフォリオは、ビットコイン、イーサリアム、6000以上のアルトコインを含む全ての仮想通貨の状況を無料で管理するアプリです。
- 2,000以上のコインに対応
- 140以上の取引所をサポート
- コインマーケットキャップのデータを入手できる
アプリはiPhoneのみの対応です。利用したい方はこちらのAppStoreから👇

【もう一つ上へ】損益計算もできるアプリ
ポートフォリオを組んで仮想通貨取引を進めると、その先には確定申告が待っています。
確定申告を行うには、ご自身で保有されている複数の仮想通貨の損益を計算しなければなりません。
ここでは、損益計算もできるアプリも紹介します。
クリプタクト

クリプタクトは対応取引所数・コイン数が業界No.1※ ウォレットアドレスを入力するだけで
自動でデータ取込・計算。
リアルタイムで自身の資産管理が可能です。
項 目 | ![]() |
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対応コイン数 | 16,525種類 |
取扱取引所数 | 90取引所 |
無料プランの対応内容 | 年間取引件数:50件まで 国内取引所の自動対応 1回のファイル容量:50MB |
その他の特徴 | 税理士紹介プログラム 1分単位でデータを取得 |
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G-Tax

G-Taxもクリプタクトと同様、多くのコインや取引所と連携しているので楽に損益計算することが可能です。
確定申告を行うには、別途Moneyfowardなどの会計ソフトと連携させる必要があります。
項 目 |
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対応コイン数 | 15,000種類以上 |
取扱取引所数 | 70取引所以上 |
無料プランの対応内容 | 年間取引件数:100件まで グループA(国内取引所)の対応 |
その他の特徴 | 損益計算からは有料 |
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クリプトリンク

クリプトリンクは計算ツールのほか、税理士に一括代行をかけるサービスなどもあります。
項 目 | ![]() |
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対応コイン数 | 非公開 |
取扱取引所数 | 80取引所 |
無料プランの対応内容 | 年間取引件数:200件まで |
その他の特徴 | 収支計算報告書は有料 税理士の一括代行サービスあり 含み損通貨処分のクリプトリンクトラッシュ |
\暗号資産の管理をトータルサポート/
Q&A
- 仮想通貨はポートフォリオ全体の何%ぐらいがいいの?
-
一般的には5〜10%程度がおすすめされています。仮想通貨はボラティリティが高いため、価格変動によって暴落しても問題ない程度の投資額にするのがおすすめです。
- 株など他の投資対象とも一緒に管理できる?
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基本は仮想通貨のポートフォリオ管理のみです。
- ポートフォリオ管理アプリは費用はかかる?
-
基本無料で使えます。機能追加によっては課金が発生するものもあります。
ポートフォリオ管理だけであれば無料の範囲で十分です。
まとめ
投資を始めるには、ポートフォリオを作って管理していくことが重要です。
自身の投資の状態がどのようになっているのか、わからない状態で行うのは得策ではありません。
始める際に自分の投資資金を把握し、株や債券、仮想通貨への分配、仮想通貨内での分配をしっかり考えましょう!
本記事で紹介した仮想通貨のポートフォリオ管理おすすめアプリは以下の3つです。
そのほか、仮想通貨にまつわるアプリを知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

ポートフォリオ作って口座開設しよう!