【利率7%?】仮想通貨のステーキングとは?脅威の利回りとメリット・デメリットを紹介!

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心配マン

仮想通貨のステーキングってなに?
どこでどうやって始めたらいいの?

とっと

ステーキングって、仮想通貨を保有しているだけで対価がもらえるんだ!
簡単に始められるから、解説していくね。

【ステーキング】とは、仮想通貨を保有するだけで、約2〜7%程度の報酬が得られる仕組みです。

保有している仮想通貨の量や期間によって、得られる報酬が変わります。

トレードタイミングなど気にせず、保有しているだけで資産が増える。貯金より遥かに効率的です。

 

本記事でわかること
  • 仮想通貨のステーキングとは何か
  • ステーキングのメリット・デメリット
  • ステーキングの始め方とおすすめの取引所

 

それでは、ステーキングについて解説していきます。

目次

仮想通貨のステーキングとは??

仮想通貨のステーキング

【ステーキング】とは、仮想通貨を保有するだけで、約2〜7%程度の報酬が得られる仕組みです。

 

心配マン

なぜ、保有しているだけで報酬がもらえるの?怪しくない?

とっと

怪しくないよ。仮想通貨の仕組みに参加することが認められて報酬を得るんだ

  

仮想通貨の取引は、資本力のある会社が束ねるような中央集権型ではなく、

ブロックチェーンの技術を使って、みんなが承認者になる分散型の仕組みです。

 

みなさんが仮想通貨を保有するということは、このブロックチェーンの仕組みに参加し、運営や処理を手伝っていることになります。

その対価として、株式投資でいう配当金のようにインカムゲイン(報酬)が得られるというわけなんです。

 

ステーキングの仕組み

プルーフオブステーク

ステーキングには、Pos(Proof of stake:プルーフ オブ ステーク)という仕組みが使われています。

新しいブロックを生成するためのアルゴリズムです。

ステーキングに参加できるのは、このPosの仕組みを利用している仮想通貨だけです。

Posによる報酬をもらえる仕組み
  • 仮想通貨保有者が持っている通貨をネットワークにステーク(質入れ)する
  • ブロックを生成することで、ネットワークの運営や承認に寄与する
  • その貢献度合によって報酬がもらえる(貢献度合:保有量や期間による)

 

イーサリアムがこのPosの仕組みを活用しています。

一番取引量が多いビットコインは、Pow(Proof of work:プルーフ オブ ワーク)という仕組みを使っています。

 

PoWとPosの違い

PowとPosの違い

 

Posが保有することでブロックを形成していく仕組みであるのに対し、

Powはマイニング(計算)を成功させ承認していくことでブロックを形成していく仕組みです。

 

Powは取引記録改ざんが非常に困難であるメリットがある反面、高性能なマシンで膨大な計算をさせる必要があるため

電力消費が大きく、また個人レベルでは到底取り組めません。

 

項 目PowPos
ブロック生成方法マイニング(採掘)ステーキング
エネルギー消費量
ブロックの確定時間10分程度数秒程度
活用例ビットコインイーサリアム

Powを利用するビットコインが環境に悪いと言って、テスラのイーロンマスクがビットコインを利用しないと言ったのは

こういう仕組みの話だったんですね。

ステーキングのメリット

ステーキングのメリット

保有するだけで報酬がもらえる【ステーキング】、以下のようなメリットがあります。

 

ステーキングのメリット
  • 簡単に始められる
  • 保有するだけで報酬がもらえる
  • 銀行預金より利率が高い
  • ステーキング中の売却・出金は自由
  • 分別管理の対象である

 

手続きいらず!簡単に始められる

とにかく簡単に始められます。

【仮想通貨取引所でステーキングができるコインを買うだけ】 以上!!

 

面倒な申請書の作成、承認行為は不要。

必要なのは、【取引所の口座開設】と【コインの購入資金の準備】だけです。

保有するだけで報酬がもらえる

とにかく、最大のメリットは保有しているだけで報酬がもらえる!

年利2〜7%の報酬がもらえます。株式投資の配当金と同じようにインカムゲインが得られます。

ステーキングの試算
引用:GMOコイン

 

上記はポルカドットを10万円相当保有した場合の長期運用グラフです。

年間5,000円相当の報酬が得られ、それを再投資することで資産が増えていくことが見てとれます。

こちらのGMOコインのHPで試算が可能です。ご活用ください。

 

日々のニュースに左右されたり、チャートにかじりつく必要がないので取り組みやすいですね。

銀行預金より利率が高い

銀行の普通預金利率は0.001%。楽天銀行でも0.1%、2〜7%のステーキングの方がお得ですね

 

【例:10万円を投資した場合】

資金投入先年間報酬
銀行預金(年利0.001%)1円
楽天銀行(年利0.1%)100円
ステーキング(利率5%とした場合)5,000円

生活防衛資金を確保しておくことは重要ですが、余剰資金を預金に置いておくのはもったいないですね。

ステーキング中の売却・出金は自由

申し込みがないため、当然解約手続きや解約手数料もありません。

ステーキング中でも、売却したり、出金したりすることは自由です。

 

似たサービスに【レンディング】があります。

レンディングは暗号資産を貸すサービスなため、資産を拘束される期間が発生します。

これが大きく異なる点です。

 

分別管理の対象である

【分別管理】とは、取引所の資産と顧客の資産を分けて管理することです。

取引所が顧客の資産を活用して、経営をしてはいけないということです。

 

これによって、もし取引所が倒産したとしても、原則顧客から預かった資産は返還の対象となります。

安心して取り組めますね。

 

ステーキングのデメリット

ステーキングのデメリット
心配マン

保有するだけで儲かるって、裏があるんじゃないの?

とっと

怪しいことはないけど、投資なのでデメリットやリスクはあるよ
理解しておいた方がいいね。

 

価格下落リスクがある

銀行預金と大きく違うところは、投資元本が変動するところです。

仮想通貨は日々値動きするため、ステーキングにまわした元本の金額も日々変動します。

 

値動きの激しい仮想通貨においては、大きな下落を伴うこともあります。

ステーキングで得られた報酬よりも、価格下落の方が大きく一時的に元本割れするケースもあります。

 

コイン自体や取引所に不安がある場合は、売却することも考えましょう。

短期では資金が増えにくい

ステーキングで得られる報酬は、【年利】です。

10万円投資して、5%運用で得られる5,000円の報酬は1年間かけての実績になります。

 

短期トレードとは異なり、いきなり資産を増やしたいという方には向きません。

つみたて投資と同様、長い目で投資できる方におすすめの方法です。

 

仮想通貨のつみたて投資に興味がある方はこちらの記事へ

取引所によっては資金拘束期間がある

ステーキングを行う取引所によっては、資金拘束期間を設けている場合があります。

 

また、貸暗号資産サービスやセービングなどの名前で似たようなサービスがあります。

これらはレンディングと変わらず、得られる報酬は高くなるものの、

・資金拘束期間がある

・分別管理対象外になる

などのデメリットもあるので注意してください。

得られる報酬が読みにくい

得られる報酬例は、年利を固定して計算しましたが、実際に得られる報酬は変化します。

また、ステーキングされる量が取引所によって変化することもあるため

投資元本に対して、どれほどのリターンが見込めるかを詳細に把握することは難しいです。

 

長い目で見て資産を増やしていく必要があります。

ステーキングに向いている人

ステーキングに向いている人

 

ステーキングの利用に向いているのは以下のような人です。

ステーキングに向いている人
  • 仮想通貨を長期保有するつもりの人
  • 値動きよりもインカムゲイン派
  • トレードではなく安定的に資産を増やしたい人

仮想通貨を長期保有するつもりの人

仮想通貨自体の成長に期待し、長期保有前提での投資を考えている人には

非常に向いている投資法です。

 

少額でも積み立てて、元本を増やし、報酬に複利の力を働かせて資産を増やしましょう。

値動きよりもインカムゲイン派

日々の価格値動きをとらえ大きく儲けるよりも、

定期的に報酬が得られる仕組みのほうが良いという方にもおすすめです。

 

株式投資でいう、高配当株への投資で毎月配当金を得るみたいなことに魅力を感じる方はぜひ!

トレードではなく安定的に資産を増やしたい人

仮想通貨は日々大きな値動きをするので、タイミングをしっかり把握できれば大きな利益を得ることができます。

でも、これは至難の業です。暴落に巻き込まれるリスクもあります。

 

・値動きを気にして、画面にはりつきたくない方

・コツコツ積み上げて資産を増やしたい方

仮想通貨を保有すると決めたら、ステーキングを利用しましょう。

ステーキングの始め方

ステーキングの始め方

 

仮想通貨投資を始めるには、まずは取引所での口座開設が必要です。

仮想通貨取引所の口座開設手順
  • 仮想通貨取引所を決める
  • 必要書類を準備する
  • 口座開設手続きを進める

最近はWebで完結できるため、非常にスピーディに簡単に口座開設することができます。

必要書類を準備する

仮想通貨取引所の口座開設をするのに必要な書類は以下です。

口座開設に必要な書類
  • メールアドレス
  • 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)

仮想通貨取引所で口座開設する

仮想通貨取引所のHPから口座開設手続きを進めましょう。

申請書を取り寄せて紙ベースで手続きすることも可能ですが時間も手間もかかります。

 

Webで登録することをお勧めします。

本人確認書類や本人写真のアップロードもスマホ一つで完結します。

非常に短い時間で口座開設ができ、すぐに取引を開始できます。

ステーキングを始める時のポイント

ステーキングを始めるポイント

ステーキングはどこでも利用できるわけではありません。

ステーキングを行うために押さえておくべきポイントは以下です。

ステーキングを始める際のポイント
  • ステーキングができるコインを調べる
  • ステーキングできる取引所を調べる
  • それぞれで利率を比較する

ステーキングができるコインを調べる

ステーキングができるコインが決められているので、まずはそこを押さえましょう。

国内取引所でステーキングができるコインは以下です。

ステーキングができるコイン
  • コスモス(ATOM)
  • ポルカドット(DOT)
  • シンボル(XYM)
  • テゾス(XTZ)
  • クアンタム(QTUM)
  • カルダノ(ADA)

ステーキングできる取引所を調べる

次はこれらのコインを購入できる取引所を調べます。

ステーキングが利用できる国内取引所は以下です。

ステーキングが利用できる国内取引所
  • GMOコイン
  • BIT POINT
  • bitFlyer(現在サービス停止中)
  • Coincheck(現在サービス停止中)

利率を比較する

保有するだけで報酬がもらえるので、なるべく高い報酬がいいですよね?

コインごとの年利率は以下です。

コイン名称ステーキング年利率
コスモス(ATOM)6.5〜7.2%
ポルカドット(DOT)4.4〜5.3%
シンボル(XYM)3.2〜4.5%
テゾス(XTZ)2.1〜4.3%
クアンタム(QTUM)1.3〜4.2%
カルダノ(ADA)2.5〜3.5%
参照:GMOコイン

ステーキングにおすすめの国内取引所一覧

ステーキングが利用できる国内取引所は以下です。

ステーキングが利用できる国内取引所
  • GMOコイン
  • BIT POINT
  • bitFlyer(現在サービス停止中)
  • Coincheck(現在サービス停止中)

GMOコイン

GMOコイン

 

安心のGMOインターネットグループが運営する取引所です。

GMOコインの特徴
  • 国内取引所最大級の23銘柄取扱
  • ビットコイン取引高 No.1※1
  • オリコン顧客満足度 No.1※2
  • 仮想通貨FXなどレバレッジ取引やつみたてサービスなど充実
  • 6銘柄でステーキング可能

※1 国内暗号資産交換業者における 2021年4月の月間取引高
※2 2022年 オリコン顧客満足度®調査 暗号資産取引所 現物取引 第1位

 

詳しい情報が知りたい方はGMOコインの公式HPへどうぞ

BITPOINT(ビットポイント)

ビットポイント
引用:BITPOINT HP
BITPOINTの特徴
  • 株主がSBIグループ✖️リミックスポイント
  • 仮想通貨取扱 17銘柄
  • 500円以下と少額からでも取引可能
  • ステーキングやレンディングが利用可能
  • カルダノ(ADA)のステーキングが可能

詳しい情報が知りたい方はBIT POINTの公式HPへどうぞ

bitFlyer(ビットフライヤー)

ビットフライヤー

 

bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴
  • ビットコイン取引量 6年連続No.1※1
  • 業界最長7年以上ハッキング0
  • 1円から仮想通貨が買える
  • つみたて、クレカ、FXなど様々なサービスを展開
  • 取扱 19銘柄 (現在はステーキングサービス停止中)

※1 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)

bitFlyerについて詳しく知りたい方は公式HPへどうぞ

Coincheck(コインチェック)

コインチェック
引用:Coincheck HPより

 

Coincheck(コインチェック)の特徴
  • 取扱通貨数 国内最大級※1
  • アプリダウンロード数 No.1※2
  • 500円からビットコインが買える
  • つみたて、NFT、電気、ガスなど様々なサービスを展開
  • 取扱 17銘柄 (現在はステーキングサービス停止中)

※1 2022年5月金融庁暗号資産交換業者登録対象、自社調べ
※2 対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2021年、データ協力:AppTweak

 

Coincheckについて詳しく知りたい方は公式HPへどうぞ

ステーキングに関するQ&A

ステーキングで得られる報酬には税金がかかる?

税金はかかります。保有しているだけではかかりませんが、通貨を売却した時や他の通貨に交換した際の利益には

税金がかかります。注意しておきましょう。

ステーキングとレンディングの違いは?

資金拘束の有無が一番大きな違いです。

ステーキング:原則資金拘束期間がないため、自由に売買できる

レンディング:貸出期間が定められており、その期間内は自由な売買ができない

また、分別管理の対象外になるため、取引所の倒産などの場合、資産が担保されないリスクがあります。

まとめ

仮想通貨のステーキングについて解説しました。理解は深まりましたか?

仮想通貨のステーキングとは
  • 仮想通貨を保有しているだけで報酬がもらえるサービス
  • ブロックチェーンのネットワークに参加している報酬がもらえる
  • 自由に売買できるし、分別管理の対象になっており安心

 

いいことばかりではないので、デメリットもふりかえりましょう。

ステーキングのデメリット
  • 価格下落リスクがある
  • 報酬が読みづらい点がある
  • 短期で資金を増やすには向かない方法である

 

仮想通貨に興味があり、選んだ通貨に将来性を感じ長期保有を考えているのであれば

ステーキングを利用しない手はありません。

有効に活用して資産を増やしていきましょう。

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