NISAってよく聞くけど、よくわかんない。
NISAってメリットありそうだけど、デメリットってないの?
この記事では、NISAの概要説明とメリット、デメリットがわかります。
また、私自身の活用方法もご紹介します。
なぜ、投資をすべきなのかは以下の記事をご覧ください。
【新入社員必見】貯金だけではなく投資に取り組むべき3つの理由と対策
NISAとは
NISAとは、2014月にスタートした個人投資家のための税制優遇制度です。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資した場合、これらを売却して得た利益や
受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
それが、ある一定の条件のもとで非課税になる制度です。
個人の金融資産を預金から株式投資へシフトさせ、更なる経済成長を促す目的があります。
NISAのパターン
NISAには4つの大きな枠組みがあります。
1.一般NISA
2.つみたてNISA
3.ジュニアNISA
4.新・NISA
1.一般NISAとは
一般NISAの非課税期間は5年間です。5年間は売却益や配当に課税されません。
非課税投資枠が決められており、毎年更新されます。1年の非課税投資枠は120万円です。
※出典:金融庁ウェブサイト
いつでも売り出しや現金化が可能です。
ただし、120万円未満の投資で終わった場合、残った非課税枠は翌年度には繰越できません。
2.つみたてNISAとは
つみたてNISAは特に少額からの長期積立投資、分散投資を促すための制度です。
取扱商品は一定の投資信託や上場株式投資信託(ETF)に限定されています。
非課税期間は最長20年間、毎年の非課税投資枠は40万円です。
投資総額は40万円✖️20年間=最大800万円になります。
この投資に対する分配金や売却益に対する税金が非課税となります
※出典:金融庁ウェブサイト
一般NISAと同様、いつでも売却可能、ただし未使用投資枠は翌年度には繰越できません。
3.ジュニアNISAとは
ジュニアNISAは上記2つとは少し毛色が異なります。
未成年を対象とした非課税制度です。
投資枠は毎年80万円、投資期間は最長5年です
※出典:金融庁ウェブサイト
親や祖父母の資金を子供の教育投資などに向けさせる目的があります。
ルールとして、子供が18歳になるまで原則、払い出しができません。
短期で投資して、すぐ現金化という制度ではないので理解してください。
4.新・NISAとは
2024年からNISAの制度が衣替えされます。
一般NISAの新規投資枠が2023年で終了になります。
??2階建て??
ゲームみたいに1階をクリアしないと、2階に行けません。
その1階の条件とは??
まず投資枠は122万円になり、1階部分が20万円、2階部分が102万円に分けられます。
1階部分 ・・・ つみたてNISA対象商品による積立投資
2階部分 ・・・ 株式、ETF、債券など個別投資
条件として、1階部分の投資を実施しないと2階部分の投資枠を活用することができません。
1階部分は必ずしも20万円満額投資する必要はありませんが、2階部分に投資枠を繰り越すことはできません。ご注意ください。
あとは、ジュニアNISAが2023年で終了となります。2023年までに子供が18歳にならない方は払い出し可能になるので、こちらを利用しても良いかもしれませんね。
NISA(少額投資非課税制度)のメリット・デメリット
じゃあ、この非課税制度を使うメリットとデメリットを記載します。
まず、私の考えとして将来の資産形成や老後の資金確保を考えると
株式などの投資は避けて通れない道だと考えています。
その中でこの税制優遇はぜひ活用すべきと思っています。
1.投資のリターンに対する税金がかからない
2.大手ネット証券で手軽にはじめられる(SBI、楽天、マネックスetc)
3.投資信託など信頼できる商品が指定されており安心(選ぶ労力がいらない)
1.NISA口座と他の口座の損益通算ができない
2.一人一口座しか持てない
3.一般、つみたては併用できない
投資の勉強をもっとやってみたいという方は以下記事ご覧ください
投資初心者の勉強法 3選
私の活用方法
私も当然、NISAを活用させてもらっています。
一人1口座という制約もあることから、私と妻でそれぞれ口座を作り活用しています。
私:一般NISA口座を開設。個別株投資を毎年満額実施(余剰資金を回している)
妻:つみたてNISA口座を開設。児童手当+αを毎月積立。40万満額投資で20年運用中
私の口座は投資の勉強も兼ねて、私が運用しています。ETFも入っています。
妻の口座は教育資金積立も兼ねて、せっかくもらっている児童手当を運用しています。
毎月の余剰資金の中で無理なく運用できますよ。
まとめ
・一定の投資枠に対し、売却益や配当に対し非課税となる
・NISAには、一般・つみたて・ジュニア、そして2024年開始の新・NISAがある
・デメリットは特になし(注意すべきことはある)
・それよりあまりある非課税のメリットが大きい
何にでも税金がかかる時代です。
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