転職エージェントとの初回面談が決まったけれど、何を話して、どこまで準備すればいいのか。
案内メールを見ながら手が止まっていませんか?
職務経歴書を仕上げるだけでいいのか、希望年収まで決めておくのか。初めてなら迷って当然。
面談は、担当エージェントにこれまでの仕事や希望を伝える時間です。
企業が採用するか決める面接とは違うので、答えを丸ごと覚えておかなくても大丈夫。
転職エージェントの面談準備では、仕事や希望を話すメモと、頼みたいことを用意しましょう。書類を出す時期は、登録したサービスや面談までの進み方で変わります。
この記事では、面談までの流れを確かめ、話すことを5つの欄にまとめます。求人の相談や書類の直し方を頼み、面談の後に自分がすることまで決めていきましょう。
言いたいことを飲み込んだまま、すすめられた求人に流されるのは避けたいところでしょ?
大切にしたいことを伝えて、自分が働きたいと思える仕事を一緒に探しましょう。
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専門分野の経験を生かしたいなら、求人の相談と、応募先へ伝える強みの整理を頼めます。
登録から面談までの流れを確かめる

エージェントへ直接登録した人と、スカウトから話す人では、面談までの流れが違います。今やり取りしている相手と、受け取った案内を確かめましょう。
| 相談のきっかけ | 面談までの流れ |
|---|---|
| JACなどへ直接登録 | 登録後、担当者と連絡を取り、面談の日程や準備するものを確かめます。書類は先に共有する場合も、話してから作成・修正して送る場合もあります。 |
| ビズリーチのヘッドハンターからスカウト | 登録した経歴を見たヘッドハンターから声がかかり、返信後に日程などを相談します。 |
ビズリーチには、企業の採用担当者から届くスカウトもあります。企業との面談は、転職の相談をするエージェント面談とは分けて考えてください。
JACなどへ登録しても、必ず面談や求人の紹介へ進むとは限りません。ここからは、エージェントとの面談が決まった人に向けた準備です。
履歴書や職務経歴書ができているなら、案内された方法で共有しましょう。まだ途中なら、どこまで書けたかを担当エージェントへ伝えてください。
「仕事内容までは書けました。面談前にどこまで送ればよいですか」と聞けば十分です。完成版が必須とも、面談後でよいとも決めつけずに確かめましょう。
自分の名前や住所が入った書類なので、送り先を間違えないように気をつけましょう。どこへ送るか分からなければ、担当エージェントへ聞いてから送ります。
話す内容を5項目のメモにまとめる

面談前メモは、下の5つの欄を埋めていきましょう。長い文章にしなくても、聞かれたときに見返せる短い箇条書きで十分です。
- 職歴:今の仕事/任された範囲/工夫したこと
- 転職理由:今変えたいこと/次の仕事でかなえたいこと
- 希望条件:譲れない条件/相談できる条件
- 転職時期:今の意向/面談や入社の時期に関わる予定
- 他社の状況:使っているサービス/応募先/選考の日程
空欄があっても、思いつきの希望で埋めなくて大丈夫です。「年収はどのくらいを目指せるか相談したい」のように、聞きたいことを残しておきましょう。
- 職歴:受発注と見積書作成を担当。返答待ちの注文を毎朝確認している。
- 転職理由:急な残業を減らし、予定を立てて働きたい。
- 希望条件:事務の経験を生かしたい。勤務地は通える範囲。残業の目安を知りたい。
- 転職時期:すぐに退職する予定はない。合う仕事があれば考えたい。
- 他社の状況:A社のエージェントにも相談中。企業への応募はまだしていない。
売上や役職を書けなくても、普段の仕事をこのようにメモできます。自分の仕事や予定に置き換えて、事実と違う部分は消してください。
職歴は今の仕事と任された範囲を短く書く
職歴のメモには、今どんな仕事を任されているかを書きましょう。会社の名前だけでは分からない、普段どんなことをしている人なのかがエージェントに伝わります。
たとえば「事務全般」だけでなく、注文を受ける・見積書を作る・納期を聞く、というように分けてみてください。
工夫していることがあれば、何のために続けているかも添えてみましょう。
売上実績や表彰された経験がなければエージェントに話せることがない、と思わなくて大丈夫です。
やっていないことは嘘つかず、任されてきた仕事と、自分がどう働いているかを書きましょう。
↓仕事のメモを職務経歴書の文章へ直したいときは、項目別の例文を使ってみてください。

転職理由は正直にあなたの言葉で伝えよう
転職理由は、今困っていることと、次の仕事でどうしたいかを並べてみましょう。
どんな働き方を変えたいのかが、担当エージェントに伝わります。
「残業がつらい」なら、急に頼まれることが多いのか、いつも帰りが遅いのかまで書いてみてください。
不満の後に、「予定を立てて働ける仕事を探したい」と、こうしたいという思いも添えてください。求人を見るときに、何を聞いておきたいかがはっきりします。
希望条件は譲れないものから並べよう
希望条件は、大切にしたい順に並べましょう。
仕事も場所も収入も、どれも外せないと言われると、担当エージェントも何から探せばよいか迷ってしまいます。
- 「転勤は難しい」
- 「今より収入が大きく下がると暮らしが苦しい」
- 「通勤時間を短くしたい」
など、ゆずれない理由もメモに残してください。まだ分からないことは、一緒に考えてもらう欄へ書いておきましょう。
何でもゆずらなくてはいけないわけではありません。合う求人がなかったときに、変えられることはないか、一緒に考えるための準備です。
↓希望年収をいつ、どう伝えるか迷っている人は、エージェントへの頼み方も確かめてみましょう。

転職時期は未定の点もそのまま書く
いつ転職するかは、まだ決めていなくても大丈夫です。
「今すぐ辞めたいわけではない」「まずどんな仕事があるか知りたい」と、今の気持ちを伝えましょう。
いつから働けそうかと、いつなら話せるかは分けてメモすると便利。仕事が忙しくなる月など、しばらく動きづらいと分かっていることも書いておきます。
無理な日を先に約束すると、仕事や暮らしとのやりくりが大変になりますよね。
平日の夜や休みの日など、いつなら話せるかを担当エージェントへ伝えてください。
他社の応募先と選考状況を控える
ほかのエージェントも使っているなら、どの会社へ応募したか、次はいつ何をするかをメモしましょう。
同じ会社に二度申し込んだり、面接の日がぶつかったりするのを防げます。
「A社を通じてB社へ応募した」「C社とは来週に面接」のように、分かることだけで十分。スカウトをもらっただけなのか、もう応募したのかも分けてください。
僕も複数のエージェントを使ったとき、面談や面接の日程を自分のカレンダーで追っていました。すでに応募した会社を別の担当から紹介されたこともあります。
ほかのエージェントへ話したから、こちらにも伝わっている、とは限りません。どのサービスで何が進んでいるかを、自分から担当エージェントへ話しましょう。
面談で頼みたい3つのこと

担当エージェントへは、メモに書いた希望を伝え、何を手伝ってほしいかも話しましょう。
求人を探すこと、書類を直すこと、次の予定を決めることから選んでください。
自分で書くのは、経験した仕事や今の希望です。求人に合う経験の伝え方や、応募先を選ぶための情報は、エージェントに相談できます。
希望に合う求人があるか相談する
求人を探してもらうときは、やりたい仕事と、ゆずれないことを伝えましょう。
今の経験でどんな仕事を目指せそうか、用意したメモを見ながら聞いてみてください。
営業事務の経験を生かせる仕事を探しています。勤務地は通える範囲で考えたいです。今の経験で候補になる仕事と、求人を探すときに見直せる条件を相談したいです。
求人をすすめられたら、なぜ自分に合いそうだと思ったのかを聞いてみてください。話を聞いてから、自分がやりたい仕事かどうかを考え、応募するかを決めましょう。
面談したその日に、求人を出してもらえるとは限りません。今は合う仕事がなくても、見つかったら知らせてもらえるか、いつまた話すかを聞いておきましょう。
応募書類の添削を頼む
書類の添削を頼むときは、履歴書や職務経歴書を渡し、どんな仕事をしたいかも伝えましょう。「見てください」だけでなく、うまく書けなかったところも話すと、助言をもらいやすくなります。
事務職を希望しています。職務経歴書に仕事内容は書けましたが、自分が工夫した点をうまく書けていません。伝わりづらい箇所と、足したほうがよい経験を見ていただけますか。
助言をもらったら、まず自分で書類を直してみてください。「ここをこう直しました」と添えてもう一度見てもらえば、直し方が合っているかも分かります。
添削の頼み方や書類の送り方は、使うサービスによって違います。直した書類を誰へ送り、もう一度見てもらうかも決めておくと安心です。
次の作業と連絡日を一緒に決める
話し終える前に、自分がいつまでに何をするか、担当エージェントからはいつ連絡がくるかを聞きましょう。「また連絡します」だけでは、いつまで待てばいいか気になりますよね。
職務経歴書は週末に直して送ります。書類を送った後の求人の相談は、いつごろ連絡をいただけそうでしょうか。平日の連絡は夕方以降だと助かります。
決めたことは、自分のカレンダーやメモへ残してください。求人が届いたらどう返事をするか、いつまでに考えればいいかも聞いておくと、慌てずに済みます。

面談で話したら、あとは全部お任せでいい?



書類を直すことや応募するか決めることは自分の番。誰が何をいつまでにするか、最後に確かめよう。
当日は落ち着いて話せる場所を用意


当日の準備は、オンライン・対面・電話のどれで話すかに合わせます。仕事の話を周りに聞かれず、メモを見返せる場所を用意しましょう。
オンラインは音声と接続を試す
オンライン面談は、使うツールで声が届くか、音が聞こえるかを試しておきましょう。初めてなら、どうやって入るかも先に見ておくと慌てずに済みます。
- 案内のURLや参加方法を確認
- マイク・カメラ・音が聞こえるかを確認
- 端末の充電と通信を確認
- 会話を周囲に聞かれにくい場所を用意
- 話すメモと書類を手元に置く
お互いに時間を割いて転職活動を行います。面談時に時間ロスしないように準備はしておきましょう。
面談で書類の画面を見せる場合は、必要な書類も開いておいて、いつでも投影できるような準備が大切です。
スマホで話すなら、書類を見ながら話せるかも試してみましょう。画面が小さくて読みづらいなら、紙のメモや書類を手元に置く方法もあります。
対面・電話は場所と持ち物を確かめる
会って話すなら、どこへどうやって行くかを調べておきましょう。
電話ならどちらからかけるか、静かに話せる場所はあるかを見ておきます。メモを見たり書いたりできるようにすると便利ですね。
服や持ち物について案内があれば、そのとおりにしましょう。スーツで行くべきか迷うときも、一人で悩まず担当エージェントへ聞けば大丈夫です。
遅れそうなときや、別の日にしたいときの連絡先も控えておきましょう。行けないと分かったら、早めに知らせてください。
面談でうまく話せるか不安なとき


話すのが苦手ならメモを見ながらでいい
用意したメモを見ながら話してみてください。「うまくまとめて話せないので、メモを見てもよいですか」と伝えれば、急いで覚える必要もありません。
質問の意味が分からないときは、その場で聞き返しましょう。知らない仕事や、まだ考えたことのない希望まで答えを作る必要はありません。
5つのメモと頼みたいことを用意しよう


まずは手元のメモに、今の仕事と変えたい働き方を書いてみましょう。5つの欄を埋めたら、今回まずエージェントへ頼みたいことを選んでください。
- 職歴・転職理由・希望条件・時期・他社の状況をメモする
- 求人の相談・書類の添削・今後の予定から頼むことを選ぶ
- 面談の最後に、自分の作業と次の連絡を確かめる
専門分野の経験を生かして次の仕事を考えるなら、JACも相談先の候補です。企業と転職する人の両方を支援する担当者に、仕事内容や採用の背景も聞けます。
\企業を知るJACに、採用背景や求める経験を聞く/
求人の相談に加え、書類の見せ方や面接の準備も頼めます。


